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今更聞けない?ハイブリッドガットの基礎知識とメリット・デメリット

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あなたはハイブリッドガットを試したことがありますか?
最近では錦織選手やフェデラーなどの世界のトッププロたちも、ハイブリッドガットをチョイスしています。
トッププロたちも愛用しているハイブリッドガットのメリット・デメリットなど、基礎知識をおさらいしてみましょう。

ハイブリッドガットとは

ハイブリッドガット
ラケットのストリング面は、縦と横にガットが張られています。
最近では、一般プレーヤーの間でも普及してきましたが、通常は縦糸も横糸も同じ種類のストリング(ガット)で張上げています。

同じ種類のストリングでも、横糸のテンションを落としたりすることはありますが、ハイブリッドガットはそもそも縦糸と横糸の製品から異なる張り方です。

ガット自体の種類が多くて、さらにその組合せとなるので、数え切れないほどのハイブリッドガットの組合せがあります。
世界のトッププロもハイブリッドガットを使用していて、最近ではメーカーからハイブリッドガットのパッケージ商品が発売されるようになりました。

組み合わせの例

日本のエース錦織選手や大坂なおみ選手も、ハイブリッドガットで戦っていると言われています。
フェデラーなどの世界のトッププロたちも、ハイブリッドガットを愛用しているそうです。

最も主流なのは、縦がポリ、横がナチュラル(もしくはナイロンのマルチ)の張り方。
ポリ(ポリエステルのガット)は材質的に硬いですが復元力が強いので、ボールが当たった瞬間にガットがたわみ、復元するスナップバックという現象が大きく発生します。そのため回転がかかりやすいとも言われています。

しかし、ポリはナイロン製のガットと比較しても、打感が硬いのが特徴のひとつです。
そこで、横糸に柔らかいナチュラルガットや、ナイロンのマルチフィラメントのガットを入れることで、回転がかかりやすく打感も柔らかくなるという、いいとこ取りが実現できます。

フェデラーやジョコビッチは、逆に縦がナチュラル、横がポリの組み合わせだそうです。
この組み合わせは、縦ポリ横ナチュラルと比べると、回転のかかり具合は小さいです。
しかし、横糸のポリが反発力を出してくれるため、楽にボールが飛ばせます。
ネットプレーなど、タッチを重視するプレーヤーが好んで採用する組み合わせです。

ハイブリッドガットのメリット

なんと言ってもメリットは、それぞれのガットのいいとこ取りができるところ。
私はたまに、縦ポリ横マルチで張りますが、縦ポリ横ポリに比べると回転のかかり具合がすごくイイです。

スピン系のガットだと、どんなショットもかかっちゃうイメージですが、ハイブリットで張ると回転かけるぞ!ってスウィングしたときに、コートに収まってくれる範囲でグッリグリにかかってくれます。

また、縦ポリ横ポリだと硬くて、もっと柔らかいガットにしたい。でも回転や飛びなどフィーリングはあまり変えたくないな・・・という方にもハイブリッドガットがオススメです。

あとは、テニスの世界がグッと広がることですかね(笑)
既にあるガットが、組み合わせによって新しいガットのように思えてきます。
私も初めてハイブリットガットで打ったときは感動しました(笑)
でもデメリットもありましたが・・・

ハイブリッドガットのデメリット

いいとこ取りに思えるハイブリットガットですが、デメリットもちゃんと知っておきましょう。

楽しい時間はすぐに過ぎてしまうものですが、ハイブリッドガットもそんな儚いものです。。。
いい打感が続くのが短いし、耐久性もよくないです。

なぜならば、硬い素材のポリが、比較的硬くないナチュラル(もしくはナイロン)を削るからです。
プロならば、同じセッティングで張ったものを、一試合だけに何本も用意できます。しかもメーカーから提供されるのでコストもほとんど気にしなくてすみます。

しかし、一般プレーヤーは自分のサイフからガット代やら張り代を賄う必要があるので、ずーっとハイブリッドガットの恩恵を得ながらプレーするのは、ちょっと非現実的です。
週1プレーヤーでも3回目(3週目)で劣化しているのを感じるはずです。ガットが切れなかったとしても、もって1ヶ月が限界と思います。(縦ポリ横ポリでも1ヶ月が目安です)

ガットが切れたら総張替えを

耐久性がよくないハイブリッドガットですので、縦糸もしくは横糸の、ポリより硬くない材質のガットが先に劣化します。場合によっては切れます。

切れていない縦糸か横糸は残っているので、切れた方だけ張り替えればまた利用できるのでは?と考えてしまいますが、少なからず劣化しているので全て張り替えましょう。

下手するとラケットが変形してしまう事態にもなりますので、あとからご自身のスウィングフォームが崩れたり、ケガしてしまったり、ラケットを買い替えなくてはいけなくなったりしては大損ですよね。

正しく道具を使って、テニスを楽しみましょう〜!

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